2016年09月23日

体幹前面の調律点part2

今回は体幹前面の調律点の続きです。

側腹や恥骨(操法)は整体操法でもよく使う点で、
重要なポイントです。

側腹・・・・外腹斜筋の外側。腰と関係がある。
      腰痛で痛い側の側腹の筋肉が緊張し、厚くなっている。
      ここをつまんで外側に引っ張って放すと弛む。
      両側が硬い場合は、かなり腰の筋肉が強張っ
      ていることを示す。

鼡径部・・・ここは骨盤と関係している。
      骨盤操法をする時、ここを先に弛める。また、腰椎とも関係が
      あり、上前腸骨棘の内側から恥骨の付着部まで、
      上から腰椎5,4,3,2,1番と関連している。
      ですから、鼡径部のどのあたりに圧痛があるかで、
      腰椎何番に異常があるか予測がつく。

恥骨操法・・・ここは発案者の名前を取って、別名「野中活点」ともいう。
       場所は恥骨の外側上縁で、術者は四指で押さえて、相手が痛みを感じたら、
       ポッと抜く。左右両方を一回ずつ行う。
       一人でやる方法もあり、一人では左右どちらかで、
       痛い側の恥骨の外側上縁を両手指で押さえ、息を吐きながら腰を持ち上げて、
       痛みが頂点に来た時、腰をボトンと落とす。
  (効能)「皮膚病一切奇妙」という名前が付いており、
       皮膚に関するすべての疾患に適応する。
       特に水虫に対する効果が顕著で、これで整体操法に組み込まれたと言われている。
posted by ケンゴロー at 17:10| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月12日

体幹部前面の調律点について

今日は体幹部前面部の調律点についてです。
この辺りの箇所は特に調律点とか活点という
名前は付けられていませんが、
他の調律点と同様に重要でよく使います。
今回は胸郭上の調律点です。
この辺りは呼吸器と関連が深いので、
呼吸を深くする目的や眠りに関係が深い。

鎖骨窩・・・胸鎖乳突筋の鎖骨の付着部。
ここを術者の拇指か示指で押さえて愉気する。
  (効能)肺の血行、上肢の傷の止血、肩及び腕の神経痛、
上頚操法で頭に血が上ってしまうことを
      防ぐ。鎖骨窩を左右両方一遍に押さえると頭に血が行かなくなる
ので危険。

鎖骨操法・・・相手の上肢を水平に挙げさせ、こちらに引っ張ると鎖骨窩に凹みができる。
その凹みに術者の拇指を入れ、少し相手の上肢を引っ張り、急に抜くと
鎖骨窩が弛む。
       胸郭出口症候群で手に痺れがある場合に有効である。

肋骨間・・・主に第4、第5肋骨間で肋骨の胸骨の付着部。
肋骨間が狭まっていたら愉気をする。
  (効能)眠りに関係あり。特に胸の厚さが薄い側の肋骨に問題がある。
夢と関係があり、右側の胸が薄いと現実的な夢で、左側が薄いと
こわい夢を見ると言われている。また、肋骨と尾骨が関係していて、
肋骨に問題がある側の尾骨の上部を押さえて愉気すると、肋骨が正常に
      なる。眠りに関しては、頭部第五調律点と後頭骨も重要である。

胸郭の広・・上部肋骨を術者の手掌で押さえ、相手の吐く息で押さえ、
吸う息で耐えてポッと抜く
        と、相手は呼吸が深くなる。これを2〜3回繰り返す。
同じことを下部肋骨でもする。
    (効能)眠りを深くする。食欲がない時、食欲が出る。

posted by ケンゴロー at 16:28| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月08日

腹部調律点

2013年3月よりブログを放置しておりました。
たまたま「野口整体 相模原」で検索したところ、
このブログが上位にランクアップされていることに気付き、
急ぎ更新しようと思った次第です。
もしこのブログを読んでいてくれた方がおりましたら、
今後ともよろしくお願いします。


さて、前回までは上肢の調律点まで説明しました。
今回は腹部調律点について記載します。
腹部は整体操法の中でも重要なものです。
お腹だから内臓を診ると思われますが、
どちらかというと体全体の勢いとか、
生死すらも見分けることができる箇所です。
腹部は柔らかい場所ですから、
強く押してはいけない、
呼吸に合わせて柔らかく押すのがコツです。
強く押そうとすると金防衛が働き、
硬くなって深部の異常が見れません。
野口整体の腹部操法はお医者さんも習いに来るくらい、
神業テクニックと言えます。

腹部調律点

腹部調律点は、整体では患者の体を知るうえで、非常に大事な点である。
整体で腹部を治療する目的は、内臓を調整することよりも患者の体の勢いをみ、
さらには患者の生死をもみることを目的とする。



腹部第一調律点・・・正中線上で肋骨の剣状突起の先端より指2本下の点。
          鳩尾(みぞおち)と呼ばれる急所。指腹で軽く押圧すると、
へこむところ。
          虚(ちょうど母指の球かたさ)で正常。
          ここが硬くなっていると、体の緊張が弛まないことを示す。
何かに集中している状態が長く続くとここが硬くなる。
また、頭部第五調律点とも関係している。
          禁点といって、この点の奥深くに小豆状の硬結が見つかったら、
その人は一週間以内に死ぬと言われている。

腹部第二調律点・・・正中線上でみぞおちと臍の中間の点。ツボでいう中脘と一致。
          この点は、沖(掌の中央の硬さ)で正常。
          ここが硬いときは、消化吸収がうまくいっていないことを示す。
逆に柔らかいときは、胃下垂であることを示す。

腹部第三調律点・・・正中線上で臍と恥骨の中央よりやや下のへこんだところ。
実(手の甲の硬さ)で正常。ここに力が入れば、体力があることを示す。
具合が悪いと言っても、ここ が実であれば回復が早い。
          武道でも丹田と呼び、ここに意識をもっていくことが大切です。
          症状が中々、改善できない場合、ここに力が入ってくるように誘導する
ことができれば、症状が改善する。

腹部第四調律点・・・腹部第一調律点を水平に左に移動し、肋骨とぶつかったところ。
ここを指腹で押圧しやや下方へ押さえる。
          ここが硬い場合は、感情の鬱滞があることを示す。
ヒステリー球もここに現れる。
          ここは頭部第二調律点と関連している。

腹部第五調律点・・・腹部第一調律点を水平に右に移動し、肋骨とぶつかったところ。
ここを指腹で下方に押圧し、さらに指頭を肋骨の下に潜り込ませる
ようにして愉気する。
          ここは痢症活点といい、体内の毒素を排泄させる効果がある。
便秘や下痢のとき、排泄作用が滞っているときに、ここを愉気する
とよい。乳幼児に対し、最初の授乳をする前に、ここを愉気しておくと
アトピーになりにくい。


posted by ケンゴロー at 11:55| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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