2013年02月19日

下肢(足)の調律点について

大分、間が空いてしまいましたが、

今回は下肢(足)の調律点について語ります。
下肢の調律点は良く効くので「秘伝」なのだそうです。
ですから、何番という番号が付いていませんし、
野口先生の著書にもあまり詳しく出ていません。
ですから、このブログを見た人はお得です。

大腿部外側の3点・・・大転子の少し下の点から中央と外側上顆の
           少し上の点の3点。1番上の点は頭方へ、
          中央の点は斜め上方へ、1番下の点は真上
          へ押さえる。
      (効能)腸の調整、消化器を収縮させる。弛んだ
          体を引き締める。1番下の点は生殖器系。

大腿部内側の3点・・・内転筋のすじ上で、股のつけ根の下の点、
(内股)      中央の点、膝にやや近い点の3点。
          内転筋のすじを両拇指で弾くように押す。
      (効能)左側は泌尿器の調整。右側はリンパ系、
          特に盲腸と関係があり、虫垂炎のときは
          右の内股が硬くなる。
大腿部後側の3点・・・半腱様筋と大腿二頭筋の境の溝にあり、
          この線上に座骨の下の点と中央の点と
          膝窩の中央(委中)の点の3点。
      (効能)この下を座骨神経が通っており、座骨神
          経痛の急所であり、下肢痛など下肢の疾
          患に使う。また、呼吸器の調整に使う。
          膝窩中央点は生殖器に関係する。 

下腿部外側の3点・・・前脛骨筋上で脛骨の出っ張りの外側の点
          と筋肉の1番高まりの点とその下方の点。                             
      (効能)消化器の調整。腸に溜まったガスを抜く。
          鼓腸を治す。また、足の疲れを取る。

下腿部内側の3点・・・脛骨の内側のヒラメ筋の付着部を上方
          から3点を4指で押圧する。相手は、
          飛び上がるほど痛がる。
      (効能)肝臓の調整点。腫れた肝臓を収縮させる。

足首背側の点・・・・足首の背側に内側のすじと外側のすじがある。
      (効能)内側のすじは消化器系、外側のすじは泌尿
          器、生殖器系に関連している。

大敦・・・・・・・足の拇趾内側爪甲根部に取る。ここを拇指で
         押さえて引っ張る。
     (効能)食べ過ぎ、肝臓の疲れ。

冷えの急所・・・・足の第3中足骨と第4中足骨の間。
     (効能)体が冷えているとこの2つの骨が狭まる。
         狭まっている骨を広げるように愉気する。

踵の内側の点・・・内踝の斜め下方で踵骨のへこんだ処。ここを
         引き出すように押さえる。
     (効能)生殖器系に関係する。

posted by ケンゴロー at 18:22| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月18日

上肢調律点(その2)

今回も上肢調律点の続きです。
特に第七調律点は「化膿活点}と呼ばれ、野口整体でも良く使う
調律点(活点)です。第七調律点は腕の調整や五十肩の調整に
欠かせない治療点です。

上肢第五調律点・・・肘の外側の曲がり角よりやや内側の筋肉上
に取る。曲池というツボに近い。
ここに拇指を当て、相手の肘を曲げること
          により刺激を加える。
   (効能)体の内部の炎症を鎮める。胃炎、腸炎、鼻炎
   口内炎、腱鞘炎など、〜炎とつくものに効く。

上肢第六調律点・・・上腕の三角筋と上腕三等筋の間の窪みに取る。
相手の肘を曲げ、この窪みを拇指で押さえると
          (異常があれば)硬結を感じる。その硬結を指で
           弾くと小指側へ響きを感じる。
       (効能)第五調律点が体の内部の炎症に効くのに対し、
           ここは体の外部の炎症に効果がある。
           別名「化膿活点」と呼ばれ、丹毒や化膿性の
           皮膚病、虫さされや歯槽膿漏にも効果ある。   
           また、外傷後にここを刺激しておくと、化膿
           だいしないで済む。

上肢第七調律点・・・最も中心となるのが三角筋の中央にある小さ
          な窪みに取る。ここは頭と腕の繋がりを表す
          ツボで、ここを押さえて愉気すると、ここに
          張りが出て、拳の握りが強くなる。つまり、
          ここは集中力と関係している。また、この点
          以外にさらに3つの調律点に分かれる。
   第七の一・・・大胸筋のつけ根。前の水かきと呼ばれる。
      (効能)ここは頭の影響を表す。ストレスがあったり
          するとここが硬直する。眠りの急所でもある。
   第七の二・・・腋下の中央部に取る。
      (効能)肩や腕と関係する処。ここにすじのような硬さ
          がある場合、肩か腕に問題がある。五十肩操法
          で使う急所である。
   第七の三・・・肩甲骨の下方の筋肉、後の水かきと呼ぶ。
      (効能)ここの硬直は腕の疲労を表す。また、肩こり、
          胃の異常、乳腺異常にも用いる。
          肩甲骨操法でここを弛める。

 五十肩操法 
  第七調律点は、五十肩等では欠かせない急所で、手順として一と三を
  同時に押さえ、肩を引き出すようにしてポッと放す。
  次に二を拇指で押さえて愉気をして、二の硬直が弛むのを待つ。
  患者に腕を挙げさせ、挙がったのを確認したら、即座に脇腹をつまむ。
posted by ケンゴロー at 14:01| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月26日

上肢調律点について

今回は上肢(肩から先)の調律点について語ります。
上肢の調律点は押さえる時の型がありますので、文章で伝えるのは難しいですが、
場所と効能は伝わると思います。
上肢調律点は7ヶ所存在しますが、今回は第四まで説明します。

上肢第一調律点・・・手掌の中央の窪んだ処。東洋医学でいう労宮というツボに当たる。
      
      (効能)鎮心の急所といわれる。心を鎮め、焦りや不安を解消する効果がある。
          心臓にも関係しており、不整脈や心悸亢進にも効果がある。

上肢第二調律点・・・拇指と示指の間の水かきの中央部。合谷というツボに当たる。
      
      (効能)面疔や顔の吹き出物、ニキビに効果がある。
          また、やや示指側は消化器の状態を表わし、
          ここが腫れぼったいときは食べ過ぎである。さらに中央の奥側は、
          心臓の状態を表わす。また、脳の血管の状態も反映し、ここが力なく
          痩せ細っているときは、脳卒中など脳血管に問題があることを示す。

上肢第三調律点・・・手首背側の中央点。陽地というツボに当たる。
      
      (効能)生殖器と関連があり、子宮後屈症や生理痛などに効果がある。
          手首が硬くなると、強情になり話が通じになる。
          手首の捻挫や腱鞘炎のときに、手首の関節の矯正をするときにここを使う。
          
上肢第四調律点・・・前腕の拇指側で、肘を曲げた時にできる線から指三本前の処。
          手の三里というツボに当たる。
       
      
      (効能)消化器系、特に腸と関係があり、お腹にガスが溜まったのを抜く時に用いる。
        また、糖尿病の患者にこの点を刺激すると、血糖値が下がることも実証される。
posted by ケンゴロー at 18:12| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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